「こら凄い量やなぁ。うちは財政も苦しいのに、こんなに頼まんでも」
次々に届く本に、図書館の職員たちは
專利授權顔をしかめた。
しかしユチョンはどこ吹く風、嬉しそうにダンボールを開けては
中から次々と本を出している。
「心配しないでください。全部古本屋から買ったんです
1冊10分の一くらいの値段ですよ」
「えぇ?そりゃ何でだね。」
「僕が学生の頃から通い詰めてる古本屋があって,真意にして頂いてて。
状況を話したら、一括で大量購入だからと割引をしてくれたんです」
外から何やら誰かの声がした。
「パクさんいらっしゃいますか?配達に参りました!」
「中に入れてください!」
「今度は何だね!?」
入り口の方を皆が見ていると、運送会社が
纖瘦店本棚を中に運び入れて来た。
「こらぁ.....」
「リサイクルショップに大量にあった本棚を買って来たんです。
7台も買ったのに、新品の1つ分の値段ですよ」
そこにいる全員があんぐりと口を開けた。
そう、全ては新品を受注し、それにお金を費やす必要はないのだ。
普通はそうするべき、と思って無意識
纖瘦店にやっていた習慣を、彼は覆した。
「お金がないからできない、じゃなくて
お金がないからどうにかするんですよ」
「パク君....」